子どもの30%が孤独?

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ユニセフが子どもの「幸福度」に関する報告書をだしているのですが、それによると、
日本の15歳の子どもの約30%が、「自分は孤独だ」と感じているということです。

経済開発協力機構(OECD)の欧米加盟国21ヶ国の平均は7.4%です。
日本の数字は、どうしてこんなに高いのでしょうか?
考えさせられます。

世界には戦争やテロや飢餓で苦しむ国がたくさんある中で、日本は平和です。
でも、日本の社会は別な意味で病んでいます。
偽装問題、経済の破綻、親子間による殺人、少子化に向かう社会、etc...

子どもは、社会に対して希望を持って大人になれるのだろうか?
自分の可能性を信じて、自分の未来を切り拓くためには、
まず、自分を好きで大切にできることが根っこになると思いませんか?

でも、自分を好きになるということは、それ以前に親やまわりの人たちから
愛される経験が不可欠ですよね。

日本は、物的にはいろいろなものが溢れて豊かなはずなのに、
これだけ多くの子ども達が「孤独」を感じるのは、なぜなんでしょう?

世界や社会の状況の中で、そこで人々が何を感じて、どんな風に生きているのか、
身近な例で言えば...

目の前の保育や介護の現場を通して、それを感じ、汲み取り、そこで一緒に心を砕き、
例えば、自分が目の前の子どものために何かをしたいと思えることが、
お互いを豊かにしていくことのように思いませんか?

様々な現場において、自分の可能性や力を発揮できるためには、
専門的な知識や技術といった、確かな基礎を学び身につけていくことが
土台となるでしょう。

でも、もっと大事なことは、人が生きていく上で自分を欺かない正しさや判断、
自分が信じる目標に対して努力する意欲、そして、人とのかかわりを豊かにできる
心情なのかな、と感じます。

これは、教育の話にきこえますが、カトリックの心が大切にする人間観や価値観そのものです。
つまりそれは「一人ひとりを大切にする」ことを通して育み、心に自分を羽ばたかせる翼を持つこと、それを願うことが、明の星の祈りなのですね。
(izu)