卒業式とその周辺

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卒業式も終了し、昨日は終業式、離任式が行われました。

卒業式、その後の祝賀会は本当にすばらしく、私もこころならずも泣けてしまいました。

みなさんの心遣いや、またこの青森明の星短期大学での二年間の充実した毎日を、それぞれが共有し、別れを惜しみ、またそれぞれの門出をいわった瞬間だったと思います。

私はといえば、卒業式のなかでは、卒業生の氏名を読み上げる、いわゆる呼び出しをしていました。

練習の際、とにかく氏名を飛ばさない、間違えない、タイミングを合わせる、ということに集中するわけで、そのときに名簿にひとつひとつチェックを入れていくのです。

きっと、その姿を私のゼミ生のみなさんは見ていたのでしょう。

卒業式の前日、ゼミ生全員のビデオメッセージを作ろうということで、研究室に集合したゼミ生のみなさん。
でもなんだか動きが怪しい・・・。
最後のゼミお茶会なんですが

コソコソコソコソ

なにかやっています。

私が研究室から出るのを引き止める。
研究室に戻ってくるのを引き伸ばす・・・

なにをたくらんでいるのかと思えば・・・
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研究室に戻ると、なんといつの間にやらケーキが。
しかも手作りなんだそうです

さすがにびっくりしました。おさらは事務室に頼んで調理室からわざわざ借りてきたのだそうです。
そして、ぎっしりとメッセージのかかれれた色紙。
さらに、写真入+ゼミ生のみなさんの「ありがとうございました」という声のはいったぬいぐるみ。

そして
CIMG7580.jpg
ネーム入りの万年筆まで。

いったいどうしてそこまで気をつかうの・・・とこちらが恐縮してしまうほどでした。

「明日は、この万年筆でみなさんの名前を確かめながら呼びますね」

そして、約束どおり、きらきらと光るペン先と、心地よい書き味と、みなさんの晴れ姿を見ながら、すべての卒業生の名前を読み上げることができました。

そして、ゼミのみなさんにも、そのきらきらと光るペン先は見えたようで、そのことを喜んでいました。

物が素敵なだけじゃなく、こういうこころが素敵なんだと思います。

祝賀会で、流された二年間の思い出のビデオも、合唱も、そのうしろにそれぞれに対する心配りや絆があるから、素敵なんだと思います。

一度つながった手と手は離れることがあっても、一度結んだこころとこころは決して離れない。それはただどこまでも広がっていくだけなのです。

いろんな大学や短大があって、たくさんの選択肢があったでしょう。
けれどもみなさんは明の星に来ました。
そして、かけがえのない経験や友達や、そしてなにより素敵なこころを身につけて、卒業していきます。

わたしのゼミ室のお茶コーナーには、いつもゼミ生の「マイカップ」が並んでいます。
ゼミが編成されると、まずはマグカップを買ってくるように会計係さんにたのみます。
一年間、ゼミのとき、卒論を書きながら、本を読みながら、友達と悩みを語りながら、そのよこにいつもあったマグカップです。
それは卒業のときにプレゼントします。今は私のカップだけになりました。

彼女たちが持ち帰ったカップは、きっと四月から勤務する新しい職場の戸棚に並ぶことでしょう。

卒業おめでとう。