国分康孝、久子先生の特別講演がおこなわれました

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こんにちは。
子ども学科の鷲岳(わしおか)です。

昨日5月16日、本学生涯学習センターにおいて国分康孝先生、久子先生による特別講演が行われました。 
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国分先生は、カウンセリングや心理療法を勉強したことがある方なら100パーセントの認知度でしょう。
 
もしも、国分先生の書籍に一冊も触れたことのない心理職の方がいるとすれば、それはちょっとおかしい、というくらいのカウンセリング界の重鎮です。
国分先生は、本学の客員教授ということもあり毎年教育カウンセラー養成講座などにいらっしゃっています。
また、今回は3月に北海道の大学に移られた大友秀人先生もおいでになりました。
 
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学長からは、国分先生と明の星とのこれまでのご縁が紹介され、いよいよ講演開始。


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講座内容は非常に密度が濃く、お二人の軽妙なやり取りもなんとも心地よいものでした。
ムスターカスをはじめ、論理療法のアルバート・エリスとの出会いなど、まさにこれまで日本のカウンセリング界を第一線で牽引してこられた歴史が凝縮されていました。
非常に貴重なお話だったと思います。 
 

今回の講演の内容はこれまでとちょっと趣向をちがえて、お二人の先生が「師」と仰ぐ先生方や影響をうけた出会いについて、その思想や背景を語られていくというものでした。


 

講演終了後、ちょっとお話をさせていただく時間がありました。

国分先生「そういえば、いくつになるんだ」
わたし 「今年34になります」
国分先生「そうか、自分のこどもとおなじような年だな。これからいろいろ頼むと思うからよろしくたのむよ」
わたし 「まだまだなので・・・・・・できるだけがんばります
久子先生「大丈夫よ。しっかりやれると思うから。でもこの人、めちゃくちゃ言うときあるから、何でもはっきりいったほうがいいわよ
わたし 「え、だれにですか。国分先生にですか?
そんなワンシーン・・・
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実は、私にとって国分先生との出会いは明の星にくる以前にあります。

それは、13年前。

私が心理学を勉強し始めた大学生のころ。
私の関心は精神分析に集中していました。
そのころフロイト派とかユング派とかいうものがやっとわかった時期で、若造の私はある質問を二人の先生にお手紙を書いて送ったのです。
その一人が国分康孝先生、そしてもう一人が鑪 幹八郎先生でした。

今、思うとまったく関係のない大学のしかも面識も知識もない大学生のつまらない質問に、このお二人の先生はしっかり答えてくださったのです。

国分先生からはわざわざお電話をいただき、非常に気さくにアドバイスをいただき、鑪 幹八郎先生はお手紙とともに資料を送ってくださいました。

そんな先生と、こうしてご一緒できる日が来るとは、本当に人生はわからないものです。


このあと今度は私のほうが、青森県自閉症協会での講演があるため、早々に失礼して会場へ。
50名ほどの参加者の方と、二時間をすごさせていただきました。
非常に明るく取り組んでくださり、私も楽しい時間を過ごせました。

講演終了後、他の地域の方からの講演の打診をいただいたり、ある方からは
「私はいつも講演だと寝ちゃうんだけど、今日の二時間はあっという間だった!」
と、うれしい感想をいただきました。

パソコンなどを片付けていると、おとなりの保健大のボランティアサークルの学生さんが数名声をかけてくださいました。
科研研究などでご一緒した斉藤先生のゼミなんだそうで、今度ぜひサークルでお話したいとのこと。日程等はありますが喜んでお受けしました

こうして、教育の輪というのは広がっていくのではないでしょうか。講演の中でもお話したのですが、よく「力」で人をコントロールして関係を作ろうとする人がいます。
会社でも教育現場でも「パワー」によるコントロールは間違いだと私は考えています。

「力による関係」ではなく「関係による力」

が必要なのです。
国分先生や鑪先生がそうされたように、私でもちょっとした力になれることがあればできるかぎりお話したいと思います。

明の星の学生さんによく「本日の格言」とかいいながら、さまざまな名言を紹介していますが、両先生のされていたことは、

「学ぶとは誠実を胸に刻むこと。教えるとは希望をともに語ること」 (アラゴン)

ということそのものなのですね。