週末、千葉で日本保育学会に参加してきた泉谷です。![]()
この学会では、養成校の教員、現場の保育者の先生方、また保育者を目指す学生等々、
「保育」を勉強する様々な関係者が集まり、保育をとりまく現状の課題や実践の研究等の発表があります。
こちらは、「保育者養成における課題」として、平成21年4月から改定され施行された
「新幼稚園教育要領と新保育所保育指針」の問題がクローズアップされていました。![]()
改定された幼稚園教育要領の内容では、小学校との連携、園と家庭が生活の連続性を踏まえて共に子育てをすること、また、子育て支援と預かり保育の充実などの点が強調されています。
一方、保育所保育指針では、これまでの「通知」から「告示」に格上げされ、内容もこれまでの細分化された
記述から大綱化され、かなりおおきく要約されまとめられたものとなりました。
ここでは、保育所の役割の明確化、保育の内容・養護の充実、小学校と連携、保護者に対する支援、計画・評価、職員の資質向上が強調されています。
現状の問題として取り上げられていたのは、大胆にまとめてしまうとこういうことでした。
学生の問題としては、2年ないし4年の養成で、今回の改定の内容で求められているような人材を社会に出していくためには、学生自身の生活体験の幅の広がりを保障するような養成校の教育の工夫が必要になってくる。
また、実習という限定された場面だけではなく、継続的に保育の現場を体験し、発達や子どもとの関わりの連続性を経験することにより、子どもの成長を見通すことが可能になり、また子どもへの愛情や理解が深まる。
さらに、養成側の課題としては、各領域を横断できる柔軟性や、実際に観察活動を通して保育場面のエピソードについて、助言や意味づけをしていくことが必要であるということが強調されていました。
(次へ続く...)