教員紹介

 

 

最上 和幸

 

 ■役  職

  副学長・教授

 

 ■担当科目

  ・社会的養護Ⅰ・Ⅱ

  ・社会の理解Ⅰ・Ⅱ

  ・特別な教育的ニーズの理解と支援

 

 ■専門分野

  ・児童家庭福祉

  ・社会的養護

  ・子どもの貧困

  ・教育と福祉の連携

 

 

 

 

 

「誰一人取り残さない共生社会に向けて」

 

 少し前のACジャパンの広告に、次のような問題があったのを覚えていますか?「サラさんは、起きている時間の半分で家の手伝いを、残りの時間の2/3で妹の世話をします。6時間寝たとき、勉強は何時間できますか?学校へは、歩いて往復3時間かかるものとします。」そう、答えはゼロ時間でしたね。では、サラさんが勉強できるようになるためには、どうしたらいいでしょうか?

 

 私が専門としている「ソーシャルワーク」は、一人ひとりの困りごとを個人と社会との関係の中で生じる問題として捉え、個別的な支援から社会変革まで視野に入れることで、一人ひとりが自分らしく生きられる社会を目指すものです。

 

 授業では、子どもの個別支援に関する「社会的養護」と、社会保障制度に関する「社会の理解」などを担当しています。また社会活動として、この10年間、大学生ボランティアの協力を得て、ひとり親家庭の子どもに対する学習支援活動を継続してきました。

 

 サラさんのような子どもを誰一人取り残さない社会を創っていくヒントが得られることをお約束します。一緒に勉強しましょう。


泉谷 千晶

 

 ■役  職

  保育専攻長・教授

 ■担当科目

  ・子どもと音楽表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

  ・保育内容表現の指導法

  ・子どもと表現

 

 ■専門分野

  ・幼児教育

  ・音楽教育

  ・音楽表現

 

 

  

 

「試行錯誤して表現することを楽しもう!」

 

 皆さんは、日々の暮らしの中でどのくらい音楽を聴いていますか?実は高校生の73%が毎日音楽を聴いているという調査結果があります。音楽を聴くと元気が出たり、心が落ち着いたり、リズムに乗ったり、感動したり、心が豊かになりますね!幼い子ども達にとっても音楽を聴くことや友達と歌うこと、また奏でることは、心地よく、高揚したり、言葉とは違う感情のつながりや一体感が得られたりする楽しい経験となります。

 

 私の専門はピアノ演奏や芸術ですが、音楽に国境はなく、世界の様々な人たちと心がつながることを経験してきました。音楽だけでなく、ダンスや絵画なども大好きです。

 

 子どもたちにとっては、音との出会いや環境における気づき、探索行動や表現は、それ自体があそびです。私が担当する科目では、歌うことや奏でること、表現することや観ることを楽しむ感性と豊かな心を大切にしています。そして保育の魅力を動画で表現しているYouTube「あけたん保育チャンネル」では、歌やピアノをはじめ、手あそび、授業や地域での様々な表現活動を学生たちと一緒に制作し発信しています。

 

 アケタンで、子どもたちと一緒に音楽や表現することを楽しむ保育者を目指しませんか!


福士 洋子

 

 ■役  職

  教授

 ■担当科目

  ・子ども英語指導法

  ・英語Ⅰ・Ⅱ

  ・子ども英語指導実習

  ・海外研修

 ■専門分野

  ・幼児期における英語活動の指導法

  ・小学校英語教育

「英語を使った遊びを楽しんでみませんか」

 

 米国での留学生活を終え、本学に勤務してからずいぶん長い時間が経過しました。当初、私が研究テーマとして取り組んだのは、コミュニケーション戦略や速読等の分野でしたが、早期英語教育の分野にも裾野を広げ、現在は、主に保育施設での英語活動の実態調査や子ども向け英語教材の開発に取り組んでいます。本学の「あけたん保育チャンネル」には、私が製作した青森県の昔話「きつねのつんこ」の教材が英語、標準語、方言(南部弁)の3つのバージョンの音声で公開されていますので、ぜひご視聴下さい。

 

 私は主に英語関連の授業を担当しています。その中の一つに「子ども英語指導法」という授業があり、子ども達と一緒に英語を使って遊ぶ際に必要な知識や実践的スキルが身につくような内容が含まれています。皆さん、この授業を通して、これまでの英語の授業とはちょっと違う「遊びのツールとしての英語」を学んで、英語を使った遊びを一緒に楽しんでみませんか。

 


江口 真理

 ■役  職

  教授

 

 ■専門分野

  ・英文学研究

  ・英語教育研究

 

 ■担当科目

  ・英語Ⅰ・Ⅱ

  ・英語特講

  ・TOEICⅠ・Ⅱ

  ・ビジネス英語

  ・情報リテラシーⅠ・Ⅱ

  ・MOS検定Ⅰ・Ⅱ

  ・キリスト教と世界観

「英語とITを活用して世界を広げよう!」


 英語の映画を見ている時に、「字幕が無くても内容が理解できたらいいな」、「英語で話しかけられたときに会話を続けられたらいいな」、「動画サイトで話されているようなスピーディーな英会話を楽しみたいな」など、考えたことはありませんか?どの言語もそうなのですが、言語理解と運用は、単語や文章として聞こえてくるまでの耳慣れと文法理解などが必要です。それには一定の学習時間をこなしていくことも大事です。「英語をものにしたい!」という方、大募集中です!日常英会話や留学対策・英語検定対策など、さまざまなサポートをします。

 

 私の研究の専門は英文学で、とにかく本を読むことと英語を学ぶことが大好きで、英語は奥が深いと感じています。授業は「英語」「TOEIC」「ビジネス英語」などの英語関係科目および「情報リテラシー」「MOS検定」などの情報関係科目も担当しています。MOSは世界共通資格です。Word, Excel, PowerPointの3資格を取得してMicrosoft Office Specialist Associateの称号をゲットしましょう。

 

 英語とITの力で、あなたの可能性をさらに広げてまいりましょう!


手塚 理香子

 ■役  職

  教授

 

 ■専門分野

  ・幼稚園・保育所・認定こども園と小学校の接続

 

 ■担当科目

  ・教職論

「自分のなりたい保育者を目指して」

 

 皆さんは、どのような保育者を目指していますか?保育者は、子ども達の成長を間近に感じて、自分自身も成長できる、とても魅力ある仕事です。

 

 未来に向かって成長していく子ども達と接するには、豊かな人間性と専門的な知識が必要です。専門的な知識には、子ども達の発達や保育環境、保護者との連携、保育技術、社会情勢の把握など、様々な要素があります。

 

 私が主に担当している「教職論」では、具体的な保育者の役割、職務内容、幼保小の連携、さらにこれからの社会に求められている保育者の資質能力などについて学習します。言葉だけみると難しそうですが、理論だけでなく、体験的な学習も多く取り入れていて、「このようなことがあったら自分はどのように対応するか」を考えたり、保育者が作成する文書を実際に作成してみたり、相手が話しやすい聴き方はどのようなものなのか体験したりします。

 

 アケタンでは、自分の個性を活かし、さらに様々な資格を取得して、自分らしい理想の保育者を目指すことができます。アケタンでお待ちしています。


菅原 文子

 ■役  職

  教授

 

 ■専門分野

  ・体育学

 

 ■担当科目

  ・スポーツと健康

  ・子どもと表現

  ・キャリアサポートⅠ・Ⅱ

「スポーツを通した“元気・感動・仲間・成長を!」

 

 私はスポーツが苦手だから…、メンバーに迷惑をかけるかも…と考えている人はいませんか?スポーツとは、実際に「する」ことだけがスポーツではありません。スポーツとのかかわり方は、自分の生活にあったスポーツライフスタイルを自分自身が選択し、それを組み合わせていくことが大事になります。「する」「観る」「支える」「知る」のように、自分に合った参加の仕方があるのです。

 

 そして、スポーツは多くの感動を与えてくれます。観ることで元気をもらい、選手の頑張りにともに感動し、周囲の仲間と勝利を喜び合い、さらにあの選手のように人間的に成長したい!と。これこそがスポーツのすばらしさなのです。私の担当している「スポーツと健康」ではさまざまなスポーツに触れ、仲間と協力し楽しむ方法について、実践を通して学べます。みなさんも生涯を通して自分に合ったスポーツを一緒に追求しましょう。


髙橋 多恵子

 ■役  職

  准教授

 

 ■専門分野

  ・幼児教育学

  ・保育学

 

 ■担当科目

  ・幼児理解の理論と方法(カウンセリングを含む)

  ・保育内容環境の指導法

  ・子どもの遊びと生活

  ・子育て支援

  ・保育内容総論

  ・子ども家庭支援の心理学

  ・教育の方法と技術

  ・教職実践演習(幼稚園)

  ・在宅保育

「ワクワク」と「好奇心」を!」

 

 「なんで緑色のお花はないの?」子どもからのこの質問に、みなさんならどう応えますか?乳幼児期の子どもにとって自分を取り巻く世界は「不思議だなぁ」「おもしろいなぁ」であふれています。その「ワクワク」や「好奇心」に大人がどう応えるかで、子どもの世界の捉え方も変わってきます。遊びの中で芽生える「ワクワク」は子どもの体や心の発達を促し、それを支える保育者には、子どもと同じ気持ちで一緒に楽しく遊びを共有し共感することが求められます。私が担当している子ども理解や子どもの遊びに関する授業では理論的な学びとともに実際に体験し、子ども目線・保育者目線で遊びや子どもを捉えられるようにしています。

 

 授業の他に私が取り組んでいる活動に「あけたん保育の魅力発信!プロジェクト」があります。地域での子ども向けイベントなどを通して、学生が「保育って楽しい!遊びっておもしろい!」を体験し、保育の実践力の向上につながるよう、学生と一緒に取り組んでいます。みなさんも、アケタンで、子どもと「ワクワク」や楽しさを共有できる保育者を目指しましょう!


千葉 修平

 ■役  職

  講師

 

 ■専門分野

  ・音楽教育学

  ・サウンド・エデュケーション

  ・打楽器教育

 

 ■担当科目

  ・子どもと音楽表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

  ・子どもと表現

「音楽を楽しむ子どもの姿と感性を大切に」

 

 ある冬の晴れた日に、子どもたちと一緒に外の音を聞く機会がありました。雑木林の下を歩いていると、どこからか鳥の声が聞こえ、私と手をつないでいた子が、「鳥の結婚式だね!赤ちゃんもいるかもしれない」と言ったのです。その子の感性に私はただただ驚きを隠せませんでした。子どもたちと環境の音を聞きに行くと、子どもたちは大人の想像以上に豊かでみずみずしい発見をするのです。

 

 私の専門は音楽教育学ですが、サウンド・スケープやサウンド・エデュケーションに興味があります。この分野は、簡単に説明すると、環境音をヒントに音から世界を捉えなおして新たな地平を切り開いていく学問です。さきほどのエピソードはサウンド・エデュケーションにあたりますが、子どもたちが音や音楽を楽しむ姿や感性にいつも驚かされます。

 

 アケタンでは、さまざまな音楽を授業で扱っています。ピアノや歌はもちろんですが、リトミックや音楽劇、またサウンド・エデュケーションも学ぶことができます。子どものさまざまな音楽活動をともに楽しんで大切にできる保育者になれるように、私たちアケタンの教員と一緒に学んでいきましょう!


棟方 梢

 ■役  職

  准教授

 

 ■専門分野

  ・地域福祉

  ・福祉教育

  ・ボランティア

  ・フードバンク

  ・子ども家庭福祉

 

 ■担当科目

  ・社会福祉総論

  ・子ども家庭福祉

  ・子ども家庭支援論

  ・児童館・放課後児童クラブの機能と運営

  ・児童館・放課後児童クラブの指導内容と指導法

  ・子どもと健康Ⅰ・Ⅱ

  ・地域ボランティアワーク

「ともに笑顔を届ける人になろう!」

 

 私の専門領域は社会福祉学です。皆さんの普段の暮らしは幸せですか?「ふくし」とは「だんのらしをあわせにすること」です。私が担当している社会福祉総論やこども家庭福祉では、子どもに笑顔を届けられる人になれるように、子どもやその家族が幸せに生活できる知識を学びます。

 

 私は学生の時に、サンフランシスコで食料品や日用雑貨等を年間で約90,000人もの貧困層の人々に無料で提供しているフードバンク活動を知り、前職である青森県社会福祉協議会に入職後、県内でもフードバンク活動が展開できないかたくさんの方たちと検討を重ね、社会福祉協議会を中心としたフードバンク活動の事業化とその実践に携わりました。現在はフードバンクを利用する人たちの普段の暮らしが幸せになるように、フードバンク利用者の生活ニーズや健康について調査研究をしています。

 

 現在の日本には子どもの貧困や虐待など様々な地域生活課題があります。SDGs目標1に「貧困をなくそう」、目標3に「すべての人に健康と福祉を」があるように、まずは私たちから子どもたちが将来にわたって幸せに暮らせる社会を目指し、今できることを一緒に考えてみませんか。


櫻本 和也

 ■役  職

  准教授

 

 ■専門分野

  ・生涯発達心理学

  ・教育心理学

  ・心理学実験

  ・アイデンティティ

  ・心的外傷後成長(PTG)

  ・レジリエンス

  ・オンライン保育

 

 ■担当科目

  ・心理学概論(カウンセリングを含む)

  ・発達心理学

  ・教育・学習心理学

  ・子どもと人間関係

  ・統計の基礎

  ・保育内容人間関係の指導法

「「自分のための学び」が面白くないわけない!」

 

 「勉強のための勉強」から「自分のための学び」に切り替わった時、見える世界は大きく変わります。こうした学びの転換に貢献できる学問こそ、自分と向き合う学びを通して、他者理解を深める心理学であると確信し、毎日、燃える想いで講義をしています。そうした、私の研究テーマは「現在」の自分を形作った「過去」、そして、これからの自分を形作る「未来」といった、過去・現在・未来の点と点を結び、一筋の線を描くアイデンティティについて追究しています。難しく聞こえるかもしれませんが、「あの出来事があったからこそ今の自分がいる」、この一人ひとりの想いこそが自分自身を支える糧になる、そのようなことを伝える研究をしています。

 

 その他、大学と保育機関をオンライン保育で結ぶ「Venus Project」を学生とともに立ち上げ、地域の園児や保育者と学生を結ぶ活動も展開しています。コロナ禍の時間さえも一つのきっかけとして、学生たちは時代のニーズに応える、保育の新たな在り方を模索する活動を通して、大きく成長を遂げています。

 

 このアケタンで、保育者としても、また、一人の人間としても、ここでしかできない「自分のための学び」を共にしましょう。お待ちしています!


三國 美香

 ■役  職

  講師

 

 ■専門分野

  ・社会福祉

  ・地域福祉

  ・アダプテッドスポーツ

 

 ■担当科目

  ・生活支援技術Ⅰb・Ⅰc・Ⅱa

  ・生活支援技術Ⅰ・Ⅱ

  ・介護総合演習Ⅲ・Ⅳ

  ・介護実習ⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB・ⅡC

  ・介護福祉総論Ⅰ・Ⅱ

  ・レクリエーション実習

  ・レクリエーション論

  ・レクリエーション指導法

  ・障害者とスポーツ

  ・医学と介護の基礎

「笑顔を引き出す力を持った支援者を目指して」

 

 レクリエーションは子どもから高齢者まで「誰でも」「いつでも」「笑顔になれる」ための活動です。いろいろなゲームや関わりを通して、初めて会った人とも仲良くなれます。様々な活動を行う事で、心を元気にすることができます。レクリエーションを通して、一人でも多くの方を笑顔にしたいと思っています。

 

 私の研究領域は障がい者のスポーツ活動に関するものや地域福祉についてです。障がいがあっても、趣味や余暇でスポーツをすることにより体も心もリフレッシュすることができます。このことを通じて、学生にはどのような状況にあっても前向きに過ごすことで生きがいにつながり、日々の生活が充実する事を学んでほしいと思います。

 

 授業ではベッドからの起き上がりや車椅子への移動など、介護をするための技術を主に行っていますが、支援が必要な方と関わる際の会話術や具体的な介助手順を共に学び、専門性を持ち、他者を笑顔にできる支援者を目指してほしいと思います。関わりを通して、楽しみながら実践できる力をともに目指していきましょう。


松橋 ひとみ

 ■役  職

  講師

 

 ■専門分野

  ・介護福祉

  ・看護等

 

 ■担当科目

  ・こころとからだのしくみⅡb・Ⅱc

  ・認知症の基礎理解Ⅱ

  ・医療的ケアⅠ

「からだのしくみは雑学の宝庫!」

 

 「なぜおなかが空く?」「食べ物が違うのに、なぜウンチは同じ?」など考えてみるとわからないことばかり。とくに、食べたら排泄する、活動したら眠る、の繰り返しは時間の長短はありあますが、人間が欠かさず行っていることです。

 

 こころとからだ領域では医学的な内容が多いため、専門用語や解剖学・生理学に触れる場合には「難しい」「わからない」との不安を感じますが、視点を少し変え雑学として自分の体として考えると、知らず知らずのうちに専門知識の世界に引き込まれていきます。自分が得た知識をもとに周囲をながめると、基本をもとにほかの人の体調を考えることができるようになります。その積み重ねが、時間の経過とともに実は全部がつながりを持っていることに気づき、からだ全体が見えるようになってきます。医学の知識を身近に考えられるよう演習を交えながら積み重ねをしております。

 

 こころとからだのほかに、医療的ケアも講義内容に含まれ、知識・技術を兼ね備えた介護福祉士として施設のみならず、地域社会で活動できるようになります。わかりやすい内容で一緒に楽しく考えていきましょう!


芳賀 砂智子

 ■役  職

  講師

 

 ■専門分野

  ・介護福祉

  ・社会福祉

 

 ■担当科目

  ・人間の尊厳と自立

  ・障害の理解Ⅰ・Ⅱ

  ・マネジメント概論

  ・介護過程Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

  ・コミュニケーション技術Ⅱ

  ・フレッシュマンゼミ

「地域との繋がりが介護福祉士を育てる」

 

 教員になる前は介護福祉士として青森市内の施設に勤めていました。そこで培った技術や実体験を学生に伝えながら「介護の基礎」などの科目を教えています。また、主に「地域福祉のネットワーク」をテーマに研究しています。

 

 現在は、授業の他に「ウエス・ドネーション・プロジェクト」という不要になった布などを使いやすい大きさに切って、青森市内の施設に寄付する活動を学生としています。この活動は、福祉施設で消毒などに使用する布が不足しているということを知った学生達が、施設・地域にどのように貢献できるか考え、はじめた活動です。さらに、この活動を知った地元の企業様が実習用の消毒液などの寄贈をしてくださいました。主に実習などを行う施設と新しい繋がりを持つことは学生にとって新しい気付きを与えてくれますし、自分たちの活動が誰かの役に立つ、それを見てくれた人が支援してくれるということが学生の学習のモチベーションになります。

 

 介護は、介護福祉士だけでなく、利用者の家族、地元の企業、地域の人々など様々な人の協力で成り立つものです。その「地域の繋がり」を感じ、貢献したいと思うことが学生を成長させます。誰かとの繋がりを大切にできる介護福祉士を育てます。